自分の得意なことも、いまいちど勉強しなおしてみる。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近自分の得意なことについて、いまいちど書籍やネットで勉強しなおしています。

ちなみに僕の仕事はユーザビリティを考慮したデザインを生み出すこと。
ユーザービリティというのは「使いやすさ」だったり「使い勝手」のこと。
有名なところではiPadは直感的に操作でき、子供でもお年寄りでも使える良いユーザビリティとされています。
僕もそんな分かりやすくて使いやすいデザインをしてごはんを食べています。

そんなユーザビリティについて、座学で勉強しなおしているのです。
なぜ毎日仕事を通じて学べていることを座学で勉強しなおしているかというと、来月講演会で登壇させていただくことになったから。
HCD-Netフォーラムというユーザビリティ関連の専門家が集まる講演会です。
登壇が決まった際に思ったのが「専門家のみなさんの前で登壇なんて大丈夫かなぁ。」ということ。

毎日の仕事の中でユーザビリティを考慮したデザインを扱っています。
でも実は教科書の1ページ目に書いてあるような基本的なことも知らないことが結構多いんです。
例えば、ユーザビリティ界の著名人や、専門用語のきちんとした定義とか、原則とか。

理由は僕の知識のそのほとんどは仕事の現場でプロジェクトを通して学んだものだから。
僕は社会人になっていきなりウェブサイトをつくる仕事につきました。
だから学校や講座でユーザビリィやデザインについて体系的に学んだことが、思い返すと未だになかったのです。
大学時代は建築や家具を学んでいたので、近しい世界の勉強はしていたのですけどね。

著名人の名前を知らなくても日々のプロジェクトを進める上ではそんなに困りません。
なのですが他の専門家のみなさんと会話する際には、最低限の共通言語として必要だと思うんですよね。
話をしていて「え、それ誰ですか?」なんて聞くのなんて、恥ずかしい。

ちなみに改めて勉強するとこれがすごく楽しいものですね。
名著と言われているものもまだまだ読んでいないものが多かったので、これを機会にひと通り読んでおこうと思います。
ちなみに講演会は5月に東京で開催されます。よろしければぜひ。

ウチヤマケンイチ
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