枠をつくらない。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

僕は、将棋という遊びが好きだ。

小学校の時もほとんどの子はスポーツのクラブに入るなか、僕は将棋クラブに入った。
スポーツはからっきし苦手だけれど、部屋の中でやる将棋は好きだった。

そんな将棋に非常に良く似たゲームに、チェスがある。

今日知っておどろいたんだけれど、このチェスというのは海外では”スポーツ”に分類されるらしい。
チェス関連の書籍も野球などに並びスポーツコーナーに置いてあるそう。
さらには、オリンピック競技に入れることも検討されたこともあるんだって。

日本ではこの手のボードゲームは遊びやゲームに分類されるから、スポーツと言われると違和感がある。
どうやら僕はスポーツが苦手だったはずなのに、海外の常識で言えばスポーツをしてたということになるみたい。

スポーツはスポーツでも、マインドスポーツと言うそう。
日本では”身体”を動かすものをスポーツと呼ぶことが多いけど、頭も身体の一部と考えれば確かにスポーツと言えそう。
スポーツが意味するものなんて、普遍的で疑おうともしなかったけれど、国が違えばこうやって簡単に指すものも変わってくるんですね。

この定義とか常識という枠って、実は後天的にインプットされたもの。
よく「自分は●●だから」と決めつけてしまうことがあるけれど、それも勝手に枠をつくりだしてること。
それによって、見えるはずのものも見えなくなっているかもしれない。

枠を取っ払って、もういちどを見よう。
子どもだったら境目が無いものでも、覚えた”枠”のせいで境目ができあがってるだけかもしれない。

「カレーは飲み物」って言ってたデブがいたけれど、そんな風に世の中を見るのが大切だ。

ウチヤマケンイチ
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