なにもしない時間をつくる。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

僕らの周りには情報が溢れかえってます。
テレビをつければいろんな番組をやってるし、スマートフォンをいじればネットにつながる。
それがあたりまえ。やることがなければ無意識のうちに情報を取りにいってる。

今日、家にいた時のことです。
いつものようにテレビをつけようと思った時、ふと思いついたんです。
その静かな部屋で何もしない時間というのをとってみようと。

何もしない時間というのは、意識しないとなかなかつくれません。
ひとり暮らしの僕でさえそうなのだから、家族がいる人はなおさらでしょう。
もうそんな時間をずいぶんと過ごしていない気がして、ふと思ったのです。

それからしばらく。しばらくといっても数十分ですが。
テレビもつけず、スマートフォンも触らず、音楽もつけずに部屋でぼーっとしてみたのです。

普段、途切れることなく浴び続けてるインプットを遮ってみる。
そうすると普段は気に留めないことに意識が行くのです。

自分の視界の広さやピントを合わせる時の動き。
窓から見える外の風景やその気候。
ずっと部屋に置きっぱなしにしていたビー玉。
ただ転がすとなんだか心地よい音がしました。

結局しばらくしたら寝てしまって、何もしないということに慣れていない自分にも気付く。
食事をするときも途中、水を飲んで口をリセットをする。
それと同じように何もしない時間というのは、自分の感覚や意識をちゃんと保つためには必要なんだろうな。
なにもどこか特別な場所に行く必要もない。
日頃浴びすぎてる情報を遮断するだけで、なんだか心地よかったです。

さて、今日はこれから久兵衛までお寿司を食べに行ってきます。
ちゃんとしたお寿司。
そんなの僕が小学生の時、父さんが出世した時に家族で行った以来だな。

それで行ってきまーす。

ウチヤマケンイチ
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