ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

学校のテストは素敵です。
あらかじめ問題と、解き方と、答えが全部用意されているから。

一方、ビジネスの世界ではそうはいきません。
問題と解き方と答え、いろんな部分が欠けています。
問題は用意されているけれど解き方と答えがなかったりします。
時には答え、そして問題すら用意されてないこともある。

学校のテストとビジネスの問題、どっちが簡単なんでしょうね。

学校のテストは用意された通りに正しく、早く答えることが要求されます
答えは決まっているから、そこからズレれば減点をされてしまう。
さらには回答する側がどんなに優秀であろうとも100点以上の点数はとれません。
だから僕はあまり好きではありませんでした。

でも僕が一番嫌いなのんは、問題と答えだけが用意されているビジネスの問題です。
誰かが決めた問題と答えってそれ自体が間違っていることがあるんですよ。
だから一生懸命に解き方を考えても、どうやったってみつからない。
これが学校のテストだったら、大問題です。

学校のテストだったら問題と答えが間違ってることはほとんどありません。
だからその点では良いのですが、ただどっちにしても出題者の枠の中でしか価値を出せない。
それもなんだか退屈です。

一番ラクなのは自分で問題を設定すること。
これだったら様々な点数の取り方が出てきます。
いくら間違えたって、新しい問題を設定すればいくらでも挑戦ができる。
さらには満点は100点とは限らず、その気になれば1000点でも、10000点にだってできる。

問題を用意するところからはじめなきゃならない分、それはそれでたいへんです。
でもそもそもビジネスの世界の問題と解き方と答えは人が決めるもの。
だったら自分で問題を見つけるつもりで取り組んだほうが、納得感があると思うのです。

仕事でも学校のテストのように絶対的な答えを探すように問題を解く人がいるのですが、僕は苦手です。
用意された問題を解くことが悪いわけではないのですが、それだけでは圧倒的に足りない。

人が用意した解法をなぞるだけではなくて、自分自身の問題と答えも用意する。
そうすれば、もっといろいろなものから自由になれる気がするのです。
というか、それが社会人としての責任だと思います。

さて今日の横浜は昨日よりもさらに暖かかったです。
桜が咲くのが待ち遠しいな。はなれを手に入れたら庭に桜を植えたいです。

ウチヤマケンイチ
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