自分ができるところまではやっておく。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

会社でエレベーター待ちのとき、偶然会った上司に進めてる仕事の確認ができるか。
それができるのが優秀なビジネスマンだ。

社会人になりたての頃に、研修かどこかでそんな話を効いた記憶があります。
この話、今になっていろんな意味でとても大事だなって。

忙しい上司であればなかなか時間がとれないので、こんなちょっとした時間を活用できるのは大切でしょう。
でも、ただ単に忙しい上司に時間を効率的に使うという話だけじゃない重要なことを言ってる。

エレベーター待ちの時間はとても短いものです。
その短い間に資料なしでも上司が判断できるような説明をする必要があります。
論点を明確にして、確認して欲しいところだけを確実に伝えなければならない。
そのためには、そんないつ来るかわからない短い時間でも確認がとれるくらいに、日頃から準備をしておかなければなりません。

「自分ができるところまで」は、常に頭が整理されている。
そして、あとは相手の確認がとれれば、すぐに次に進むことができる。

相手に会ってから考え始めていては、間に合わないというようなことはよくあります。
わざわざセッティングされた打ち合わせにすら、準備不足で参加してしまう人も結構います。
それに比べたら突然の機会も使って話を進められる人の準備の質の高さは、とても高いことが分かります。

前に書いた、流れ星に願い事をすると本当に叶うって話
あの話となんだか根っこの部分は同じなんじゃないかと思ってます。

ただその時が来ないと頭が動かなかったり、やる気がでないのが人間ですよね。
だからこそ、そうやってエレベーター待ちで偶然会った人とすぐに大事な話ができる人というのは優秀なんだろうな。

そういえば廊下やフロアで出会うといつも仕事の話をしてくる同僚がいます。
おかげで彼女とはメールや電話のやりとりも少なくとてもスムーズです。
ただこないだ呼び止められたのは、トイレに急いでたとき。

彼女の用意周到さのおかげで、あやうく廊下で漏らすところでした。
それでもやっぱり事前の準備は大切だ。

ウチヤマケンイチ
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