仕事と学歴。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

学歴と仕事ができるかはほとんど関係ない気がします。

厳密にいうと関係はあるけれど、偏差値の高い学校をでた人間が必ずしも仕事ができるとは限らないということです。
人によって意見が分かれると思いますが、僕は経験上そう思ってます。

ちなみに僕は東京理科大学という私立の理系大学を出ました。
世間の評価ではたぶん二流に毛が生えたくらいでしょうか。一流に分類されることもたまにあります。偏差値だけの話ですが。
僕は一浪しましたが、何浪してももうこれ以上偏差値の高い大学には入れなかったと思います。

関係があると言ったのは、出身校によってなんとなく人としてのタイプに傾向が見られるから。
でもそれは、それは4年間という期間を一緒に同じ環境で過ごしたということが大きい。
その学校に合格できる偏差値があったかどうかというよりも。

偏差値が高いというのは賢いという面もあるでしょうがほかにもいろんな理由ある気がします。
根っから考えることが好きな人。努力家な人。
そんな理由でいわゆる偏差値の高い学校に入れた人は、なんだか仕事でも活躍できる気がします。

一方で「親が勉強しろと言うから」とか、「なんとなく良い大学に行ったほうが良さそうだから」と偏差値の高い大学に入った人。
そういう人は偏差値が高い大学であればあるほど、なんだか問題を抱えている気がします。
人から褒められたり、何かを指示されないと動けない傾向があったり。

逆に世間の常識なんて気にせず、自らの頭で考えて動いた人。
その選択した結果が偶然に「偏差値の高い学校」じゃなかっただけなら、やっぱりすごい人が多い。

本人の興味に家庭環境、交友関係や金銭面とか。学力以外にもいろんなことが進路や学歴には影響します。
結局は、それまでの人生でどれだけ自分の頭で考えてきたか。それが仕事ができるかの差になっている気がするのです。

多くの人が受験をする18歳はとても多感な時期。
その時期にやりたいことを我慢して、ずっと机に座り勉強できるというのは狂気を感じます。
その狂気を生み出せた理由が、とても大事な気がするのです。

進む道なんて、生き方の分類の1つ。
進んだ環境で何を頑張るか、そして未来に何を選択していくか。
その方がよっぽど重要で、何も疑わずに一般常識のとおりに動いた結果だったらどんな道であれとても弱いと思うのでした。

さて、今週も後半戦。
そう言えば最近NHKのプロフェッショナルに同じ理科大出身の真鍋大度さんというアーティストが出てました。
あまり有名人を輩出するような大学じゃないので同窓の活躍はちょっと嬉しいです。

ウチヤマケンイチ
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