帰りに酒屋で一杯どう。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

江ノ島でやろうとしているお店。
今のところ、「その場で飲める酒屋さん」にしようと思ってます。
思いつきなのですが、なんかおもしろそうだなって。

みなさんの街にもそんなお店ありますか。
正式にはそういうお店のことを「角打ち(かくうち)」と呼ぶそうです。
そういうお店、昔はもっとあった気がします。

子どもの頃、僕がよく通っていた道沿いにもそんな角打ちがありました。
古くて、暗くて、なんだか少しこわい印象。
昼間からたくさんのおじさんたちが集まっていて皆で酒を飲んでいた、そんな記憶があります。

ニッカオフィスのある藤棚商店街連合には、そんなお店で飲める酒屋さんがいまもたくさんあります。
それはこの土地の歴史に関係しているみたいです。

いまとなっては綺麗な商業エリアのみなとみらい地区も、少し前までは造船所のある工業エリアでした。
そして藤棚商店街連合はその造船所で働いていた人たちのちょうど帰り道になっていたそうです。

そこで酒屋さんにその場で飲めるスペースがあれば、集客ができる。
そんな理由から多くの酒屋さんにその場で飲めるスペースが併設されたそうです。

子どもの頃に見た角打ちはあまりよいイメージじゃありませんでした。
ですがなんだか歴史を知ると角打ちというのは働く男たちの社交場としてとても大切だったんですね。

藤棚商店街連合の角打ちも、時が経つにつれて数が少なくなってしまっているようです。
もし江ノ島でそんなお店をやるのであれば、そんな本家の歴史もちゃんと理解して始めたいと思います。

さて、ということで今日はこれから調査も兼ねて近所の角打ちのお店に行こうと思います。
もう三年半この商店街に住んでいますが、行くのははじめてです。

これからしばらく通ってみよう。いつかお店の人たちと仲良くなれたらいいなぁ。

角打ちに興味があるかた、お声がけを。
ぜひ一緒に行きましょう。

ウチヤマケンイチ
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