見てきた。れりごー。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

こないだ念願のアナと雪の女王を見に行ってきました。

ビッグサイズのコーラとキャラメルポップコーンのバケツを抱えて席についたのですが、自分のことながら欧米かとつっこんでしまいました。
映画自体はとてもおもしろかったですよ。れりごー。

そういえば、デイズニー映画って権威ある立場が主人公になってのがいくつかありますね。
白雪姫、シンデレラ、ライオンキング。

そしてそういう映画には同時に庶民も出てくる。
今回の映画も主人公は女王で、相手役に王子様ともうひとり庶民の氷売りが出てきます。
この構図というのはアメリカ映画の象徴なのかもしれません。

前にライオンキング見た時もそうでした。
主人公は王様の息子です。

この映画、どうも好きになれなかったんですよね。
主人公は生まれ持った身分を利用してかなりやりたい放題。そんなシーンがたくさんあります。
途中痛い目をみて、苦難を乗り越えて、結局最後は立派な王様となる物語です。

なんだか、格差は連鎖するなぁと。
僕は権力とか権威に対して強い反発心があるんですよね。昔から。

ライオンキングにはスカーと言う悪役が出てきます。
彼は王の子という立場を妬んでいろいろと画策するのですが、彼の方に共感しちゃいました。むしろ。

映画って見る人によっていろんな捉え方ができるようにつくっているんでしょう。
だから悪役だろうが脇役だろうが、共感できる部分はあって良いと思うのです。

立場に関係なく、正しいことは正しい。
王様も、上司も、先輩も、親も、正しい時もあれば間違えることはある。
町の酔っ払ったおっちゃんが言うことが正しいことだって、もちろんある。

別に民衆が下克上することを望んでいるわけじゃないですが、いまの立場にとらわれない平等な関係が持てたらいいですね。

ウチヤマケンイチ
---
いつも読んで頂きまして、ありがとうございます。
ご意見、ご感想をコチラからいただけるとうれしいです。