ニッカオフィス / knicka office 横浜の商店街で活動しているクリエイティブスタジオ

正しいテンポ。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

バンドの演奏で本来のテンポよりも速く進めてしまうことを「走る」と言います。

この走るというのは、ボーカルも、ギターも、ベースも、ドラムも、どのパートでも起こる。
そしてひとたび誰かが走りはじめると、それに釣られて徐々に他のパートも早くなったりします。
そしまいには演奏全体がかなり早いテンポになってしまう。
そんなこと、バンドの演奏ではよく起こります。

先日、久しぶりにスタジオに入ってバンドの演奏をしました。
久しぶりの合わせだったので夢中で合わせ、演奏中はそこそこに仕上がったかなと思っていました。
だけれど、後からレコーディングした音源を確認すると、僕は随分と走ってました。

正しいテンポであるかって、外から聴いてるには敏感にわかるものです。
ですがいざ自分が演奏をしていると、とたんに見えづらくなるものなんです。

不思議なもので自信がなかったり、練習不足の時は走ってしまうことが多い。
それとは逆に、遅れるということはあまりないような気がします。
下手だったり自信がないのであれば、何となく遅れる方が多くなりそうなんですけどね。
逆なんです。走ってしまうんです。
きっと自信がない時ほどついつい力んで、チカラが入ってしまうんでしょう。

この「走ってしまう」という状態。
もしかするとこれって演奏だけではなくて仕事でも起こっているのかもしれません。

演奏であればCD音源とテンポを比較できます。
だから、自分が走ってしまっていることや遅れてしまっていることがわかりやすい。
原曲のテンポが絶対的な正解です。

僕は仕事にも正しいテンポってあると思うんですよね。
ただ、それが具現化されていないからなかなか気付けなかったり、共有しづらいだけで。

仕事って早いことは良しとされやすい。だから逆に仕事では「遅れる」は目につきやすい。
そもそもどのテンポを正解として、遅れていると言っているのは曖昧だったりするんですが。

その仕事はどれくらいのテンポが良いのか。それともやっぱり正解はないのか。
それはどうだかわかりません。

ただテンポの速さは置いといて、1人だけが突き進むのではなくてみんなで足並みを揃えるのは大事だと思います。
演奏だって、速かろうが遅かろうが、テンポさえ合っていればひとまず曲としてはまとまりますし。

だからこそ、仕事でも「誰にも見えてないテンポ」をメトロノームのようはっきりと示す。
それが大切なんだろうな。

ウチヤマケンイチ
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