ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

人と違うことをやるのは、たいへんなことです。

自分の頭で考えなければならないし、勇気もいる。
特に日本人は人と違うことをしたり目立つことを嫌う人が多いから、なおさらだとおもいます。

実際に、社会人をしていると周囲と同化してしまった組織や人、そして態度を嫌というほど見ます。
それくらいみな右向け右なのです。たとえ、それが大事な局面であっても。

本日、未来工業の創業者、山田昭男さんが亡くなられたそうです。
僕は山田さんのファンでした。
僕の好きな人物の多くはクリエイターやスポーツ選手で、経営者で好きとか嫌いとかそういう人はあまりいません。
そんな中、僕にとってはめずらしく山田さんは魅力的な経営者でした。

実際にはテレビ番組や著書を読んだことがある程度です。
でも、同じものを何度も繰り返して拝見しました。

山田さんは、世の中の常識とは違うユニークことをする経営者でした。
それは見た目も、行動も、経営思想も。
ただ、それは別に奇をてらっているわけでなく、自分の頭で考えて行動しただけのことでした。

この思想は僕が理想としているところでもあります。
僕もたとえ周囲と違うことであっても、自分がそうだと思ったことはそうしたい。

だから、山田さんのお話や著書にはとても勇気付けられました。
自分が信じたことをやっても良いんだって。

そしてそんな大胆なことをしているのにもかかわらず、山田さんは嫌味なく社員からも感謝されていました。
それは山田さんの人柄だからこそなせる技だと思います。

人と違うことをやれば、周りにいる人たちと摩擦を生んでしまうこともあります。
だからこそ、ここはしっかりと勉強させてもらわなければならないと思っているところです。

「常に考える」

これは山田昭男さんが創業した未来工業の経営理念。
常に考えて自分が大丈夫だと思ったことは気にせずにやる。これからもそうしていきたいと思います。
そしてそれが本当に素敵なことならば、いつか山田さんみたいに周りにも影響を与えられるようになるのかな。

また、本を読み返してみよう。
山田さん、ありがとうございました。

ウチヤマケンイチ
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