目立つ身なりをしている理由。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今朝、駅でばったり会った先輩に「傭兵かと思った」って言われました。
どうやら、頬のところまでびっしりとひげを生やしていたからそう見えたみたい。

そして、オフィスに着いたとき、隣に座った先輩が僕の全身を見て「ハロウィン?」って言われました。
いやいや、普通の私服なんですけどね。どうやら、ちょっと色使いが奇抜だったみたいです。

今日に限らず、僕はよく人から「目立ってるね」とか、「相変わらずだね」と言われます。
ひげを生やしたり、他の人は着ないような色の服を選んだり。たしかに、僕はちょっと変わっているのかもしれません。

まぁそれはそれで良くて、意識してやっているところもある。自覚もしています。
そういう、ちょっと変わった格好が「好き」なんです。

ただ、改めて考えてみるとそういうのが好きなのと同時に、実は普通の格好をするのが「怖い」というのもあるんです。
もはやそれは、忘れてしまっていた感情なんですが。

なんで、普通の格好をするのが怖いか。
それは僕の小さい頃の体験にさかのぼります。

僕は今みたいにひげを生やしたり奇抜な色の服を着る前から、目立っていました。
それは生身の僕自身が、周りのみんなとはちょっと違っていたからです。

幼稚園の頃から背は飛び抜けて高くて、中学に入った頃には既に180cmありました。
ひげが生えるのも誰よりも早くて、伸ばせばサンタくらいになるひげが中学の頃にはもう生えてました。

身体も大きく、成長も早い。生まれてからずっと、10歳くらい上に見られてます。
小学校の卒業式用にとブレザーを買いに行った時に、成人式だか入社式に間違われたのは今も覚えてます。

なんだかそんな風に、自分自身がちょっと人と違っていた。
それが原因で普通の格好をするのが怖くなってしまったんだと思います。
皆と同じ格好をしていたら、より生身の自分自身の個性が目立ってしまいますからね。

そんな違い消すために進んで目立つ格好をするようになったのは、たしか高校生くらいです。
高校生になった頃には髪をグリーンやらピンクに染め、ろくに制服も着ないで派手な服ばかり着ていました。

制服はホントに嫌だった。
服装と見た目とのギャップが一番はっきりと出てしまうんですよね。
当時はできるだけ制服を着ないようにして、私服を織り交ぜたコーディネートしてました。
冬はロングコートで制服を隠せるから、うれしかったなぁ。

今となっては人と違うということ、結構気に入ってます。
だからもはやそれがコンプレックスだったということすら、自覚なし。

ですが、そういえばなんでわざわざ変わった身なり、目立つ身なりをしてるのかなと考えて、思い出したのです。
そういえば、小さな頃は人と違うことが嫌だったということを。

嫌だったことも、時間が経つと本人が忘れるくらいに変わっていくものです。
人間ってなかなかツヨイですね。そして、今となってはそれが僕のアイデンティティです。

さて、今週末は三連休という人が多そうですね。
なんだか無性に三浦方面に行きたいから、週末はふらっと京急線を下ってみようかな。
マグロとサザエを食べながら、日本酒でも飲むか。

みなさん素敵な休日をお過ごしくださいね。
今週もおつかれさまでした。

ウチヤマケンイチ
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