お金の勉強をしよう。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

お金について、ちゃんと勉強をしないとな。
最近そんなことを思い始めました。

毎年この時期になるとニッカオフィスの収支をまとめ始めます。
僕はあまりお金について詳しくなくて、むつかしいことはついつい担当者に任せてしまっています。
その担当者が、こないだこんなことを言っていたんです。

「お金を手に入れた人は、そのお金の”行き先”を決めてあげなければならないだよ」って。

なるほど。今まではそんなこと考えたこともなかったです。
自分が持っているお金に対しては、それをどう使うのか考える責任があるということです。

ただ物を安く買うとか、無駄遣いせずに貯金するとか。
そんな、自分に関係のある生活近いところのお金の使い方はそれなりに意識したことがありました。
けれど、税金として納めるとか、経費に回して事業の拡大を目指すとか、応援をしたい人に投資するとか。
そんな「自分から離れた使い方」っていうのも、お金にはあるんだなと。

お金というのは、「言葉」に似ているのかもしれません。
言葉が人と会話をするための「コミュニケーションの道具」なのであれば、お金は「世の中を動かすための道具」。

コミュニケーションをするために、人が言葉を覚えるのが当たり前のことです。
学校でも、家庭でもきちんと教えてくれる。
それと同じように、社会をより良く動かすために、お金のことを知る機会がもっと当たり前にあった方が良いのかもしれません。

税金にしてもお金は払うから後は勝手にやっといてくださいはちょっと無責任だったのかも。
こないだの選挙の話と一緒ですね。
税金もきちんと払うし、そしてそれが何に使われているのかということも、きちんと知っていないといけないんでしょうね。

僕は自分で事業をしているから、そうやってお金のことを知る機会を持ってます。
ただ会社員をしているとそういったところが、なかなか見えてこない。

給与明細を見ても、きっと多くの人はいわゆる手取り額だけを見るようになってしまっていると思うんです。
きっと、たまに引かれている税金を見て「随分取られているなぁ」と思うくらい。
そして、世の中の多くの人はそんな会社員をしているわけです。

学校の授業でも、家庭でも。
自分だけに閉じないお金の使い方をみなが学んでいくことが、日本をもう一度元気にするには必要なのかも、と思ったのでした。

ウチヤマケンイチ
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