物理的に近いこと。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

近所に良い物件を見つけました。
最近あまり触れていませんでしたが、飲食店を開店する話、まだ検討を続けてます。

いろいろと考えてみましたが、やっぱり近くでやるのがいいんじゃないかということで、うちの商店街周辺で物件を探してるのです。
初心者が勉強しながら進めているので紆余曲折はありますが、着実に前には進んでいるような気がします。

今回見つけた物件は、ニッカオフィスから歩いて5分くらいほど。
これだけ近いと普段から物件の前もよく通っているんです。
あらためて調査をしなくたって、住人として周辺の環境について熟知しているのは大きいです。
そして、開業したあともフットワーク軽くお店に顔を出せるでしょう。

最近、あらためて思っているのは物理的に近いことはやっぱり強いということ。
テクノロジーやITの進化で、遠くにいる者同士でも自由に連絡がとれるようになりました。
そうであっても、やっぱり物理的に近いことはデジタルでは代えがたい強さがある。
そしてデジタルを介せば地球上のどことでも繋がれるからこそ、物理的に近いことの価値は特別になってきていると思うのです。

今日は確定申告のため、税理士事務所へ相談にも行きました。
この税理士事務所もうちの商店街の中にあります。歩いてほんの数分の距離です。
専門的なことは専門家に相談できると安心ですが、それも物理的に近いと大変心強いのです。

仕事のために、毎朝同じ時間に一斉に満員電車で移動して都心に集まる。
何度かここに書いてますが、これってもはや多くの仕事についてはその必要がなくなっていると思うんですよね。

今日みたいに徒歩圏の中でいろいろなことをしていると、やっぱりいいなって。

商店街のようなコンパクトな経済圏でそこに集まった者同士で暮らす。
最新のテクノロジーはそんな経済圏同士を結んでくれて、便利さも物理的な人間同士のつながりの濃さも最大化される。
そんな暮らし方こそがこれからの数十年は求められるような、そんな気がしています。

ちなみに、見つけた物件の上は住居になっていました。
一緒に検討をしているメンバーがその物件の上に引っ越してくるという話も出ています。

あえて物理的に近くに集まって、強いつながりの中でいろいろなことをしていきたい。
そんなことを考える、今日このごろです。

ウチヤマケンイチ
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