人が花を好む理由。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

いよいよ暖かくなって、電車の中では汗をかくようになってしまいました。
僕は人よりもずっと暑がりなのです。

汗をかくのはこまっちゃうのですが、それでも春ってとても好きな季節です。
何を隠そう1年のイベントで一番楽しみなのは花見ですし。
なんだか世の中全体がエネルギーに満ちていて、街全体が彩られていく感じが好きなのです。

今朝、家の裏にある梅の木が花をつけてることに気づきました。
なんだかそれだけでもハッピー。
職場近くビルでは大都会の真ん中の河津桜が咲き始めていましたよ。

花って、きれいでかわいい。
見てるだけでうれしくなってきます。

なんで人は花を見て美しいって感じるんですかね。
別に食べるわけでもないし、機能面で言えば好む理由なんて見当たらないのに。
理由を調べてみたらさまざまな説があるようでした。

その中のひとつ。

太古の昔、冬というのは木の実や果実といった食べ物が少なくて、とてもつらい季節でした。
花は暖かくなると咲くもの。
だから、花が咲いたということはそんなつらい冬がが終わりを告げて実りの季節を迎えたというサインでした。
現代人の脳にもその頃の反応がプログラムされていて、春が来るとうれしくなるのです。

これほんとかどうかは分かりませんが、すごくいいな。
そして感覚としてはすごく納得感があります。
なんだろう。花の美しさもそうなのですが、加えて季節に対する期待や喜びみたいのものも感じるんです。

そんな喜びを与えてくれる花の中でも、桜は特別。
桜が咲くまではあと1ヶ月くらいですかね。

桜が咲いてる時期は1年のうちでもほんのちょっと。
現代の日本に生きる僕らは冬も食べ物に困ることはなくなりました。
けれど春になったら桜を見て、そして豊かな季節が来たことを喜びたいと思うのでした。

ウチヤマケンイチ
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