ひさしぶりに坊主頭。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

おととい、ひさしぶりに坊主頭に戻りました。

5年ほど伸ばして、おろすと胸くらいまであった髪。
愛用してたバリカンでひさしぶりにジョリジョリと、一気にやっちゃいましたよ。

長さが五厘の坊主頭は、もはやスキンヘッドといった感じ。
長さでいうとたぶん50cmくらい切ったことになります。

気分を変えたい時や、心境に変化があった時。
人というのは髪を切るようです。

「◯◯cm、バッサリ切りました」って。
切る長さが心境の変化と一致するならば、今回の得られた心境の変化はものすごそう。

5年伸ばした髪を切ることを話すと、知人に「もったいない」と言われました。
たしかに髪は伸びるのに時間がかかります。

一度切ってしまえば、同じ長さまで戻るまでには絶対に時間がかかってしまう。
だから髪を切るのは、もったいないって。

要するに、髪の毛の長さって不可逆で、取り戻しづらい変化だってことか。

例えば、服や持ち物を選ぶことは、髪を着ることと違って比較的簡単に決められる。
買い足すこともできるし、仮に手放したとしても必要があれば取り戻すことができるから。

そんな服や持ち物だけじゃなくて、毎日自分が決めているほとんどのことがすぐに取り戻すことができること。
きちんと考えないと後悔することって、人生でそう出会うものでもありません。

でも、そうなのかな。
世の中のすべてのことは不可逆だと思うんですよね。

その時は、その時だけ。
あとから「取り戻す」と言っても、それは「その時自体」を取り戻すんじゃない。

その時その時で見れば、着る服も持つ物もひとつしか選べないし。
いつでも決めれるとか、後から取り戻せるって思ってることも、結局その時には唯一のものを選んでること。
毎日、それの連続なんですよね。それは、何でも同じ。

今年は、ひさしぶりに涼しい夏が迎えられるのが楽しみです。
この夏は、顔を洗うついでに頭まで洗おう。

ウチヤマケンイチ
---
いつも読んで頂きまして、ありがとうございます。
ご意見、ご感想をコチラからいただけるとうれしいです。