シミュレーションの逆をやる。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近、ちょっとやることがたくさんありまして。
それで睡眠時間が少ない日というのが、ちょっとだけ続いています。

めずらしいことなんです。

昔から、忙しいのが大の苦手でして。
何もやることがないのはちっとも苦痛じゃない。いくらでも寝続けられる。
逆に、睡眠不足だけは絶対に避けたい。

意地でも忙しくならないようにと、事前に結構計画を練ります。
そして基本的に無理はしない。僕のポリシーです。

忙しさや睡眠不足って、もはや恐怖心すら覚えるんです。

けれどごく稀に、最近のように睡眠時間を削らないとならない状況が。

ただ、いざそうなってみる。
すると、意外にも寝ない日が続いたって平気なものなんです。

むしろテンションの高い興奮状態にあるから、いつもより調子がいいくらい。
やりきった感を感じながらベットに倒れこんで寝る。それは逆に快感だったりします。
シミュレーションでは、1日でも、ちょっとでも、忙しいのは嫌なはずなのにねぇ。

自分より”倍”の時間働いてる人は、”倍”元気で、”倍”根性があって、”倍”辛い思いをしているのかというとそうでもない。
いざやってみれば、意外と出来るということっってあるんですよね。

ほんとに”倍”なのは思いの強さなのかもな。

たとえば、火事場の馬鹿力ってやつ。
そんな風にその状況になって、初めて気付く力とかもある。
理屈で考えている時の冷静な自分には出来なさそうなことが、別の状況におかれたら自分であれば出来ないとも限らないんですよね。

「やってみないとわからない」、「そうなってみないとわからない」という現実。
これは綿密に計画を立てて、確実にできる手順や効率のよい手順を考えることが好きな僕には、ちょっとやっかいな存在です。
ただ頭の中のシミュレーションだけで判断していると、ずっと今の自分から脱せないとも思う。

いざそうなれば、出来るかもしれない自分。
そんな変動要素に、もっと無邪気に期待してもいいのかもな。

頭の中ではうまくいくはずがないと思っていることにこそ、意図的に取り組む。
そんなのもいいのかなと思う今日この頃です。

ウチヤマケンイチ
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