大きな木に集まる。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

駅のホーム。
よく見てみると、柱の周りの地面にところどろこ跡がある。
おそらく、いつかのときに飲みすぎちゃった人がやらかして吐いちゃった跡。

電車に乗っていると、よく立ってられるなというくらいに酔っ払っている人がいます。
人前で吐いてしまうくらいだから、もう判断能力は相当に落ちてるはず。

でも、そんな風に酔っ払っている人でも、大抵吐くときは柱の脇に吐く。
なんだか律儀だなと。

そういえば以前に、金曜日の終電を逃して早朝の品川駅にいたときの話。
驚くほどの数のサラリーマンが駅の床で寝ていたのです。

そのときおもしろかったのが、皆きちんと柱なり、銅像なり、そういう場所の近くで寝ているんですよね。
銅像を囲って、4〜5名のサラリーマンが寝ている光景はなんだか微笑ましかったです。

柱とか、銅像とか、背の高い造形物とか。
人ってピンチのときには、なんだかそういう物の周りに集まってしまうのかななんて。
それらの光景を見ていて思うのです。

まるで大きな木を頼って、寄り添ってるみたい。
大きな木に身を隠すように、大きな木にもたれかかるように。

酔っ払ったときの人間って、なんだか退化しているようにも思える。
だからこそ、そういうときの行動はなんだかおもしろい。

仕事帰りのホームでいつか吐かれた柱の脇の跡を見て、そんなことを思うのでした。

さて、今日は15時間以上も寝てました。
起きてる時間も日用品を買い足したり、洗い物をしたり。

身の回りも自分も、コンディションが整いました。
また明日から、しっかりエンジンをかけていきます。

なんだか最近、コンディションを整えるのに1日を丸々使ってしまうなぁ。

ウチヤマケンイチ
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