ローカルテレビ局。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ワイドショーのコメンテーター。
朝起きて、テレビをつける。
するといつものようにワイドショーで、コメンテーターが大きな声で話しているのです。

そんなコメンテーターのコメントは、聞いていてどうもスッキリしない。
それはなにも、僕が寝ぼけているからというだけじゃなさそうです。

言ってることが、とにかく正論ばかりなんですよね。

朝起きたばかりの寝ぼけた頭の横で、良い子ちゃんの正論を聞かされる。
そして気づけば聞いてられなくて、消してしまっています。

ダメなのは分かっちゃいるけど、そういうことあるよねってこと。
世の中には結構あると思うのです。

だから、仕方ないことを許したりとか、なんとか方法を考えたりとか。
そんな前に進む姿勢ってのが現実問題として大切かなと。

それなのに、ただただ怪訝な顔をして「許されることではありませんね」って。
まるで、なんでもかんでも先生に言いつける優等生みたい。

犯罪を正当化しかねない発言。
そういうのは個人的な意見として思ったとしても、公共の電波ではなかなか言えないんでしょうね。
まぁ、そりゃそうか。仕方ない。

というか、そもそもニュースやワイドショーのコメンテーターって必要なんですかね。
ニュースなんかはただただ事実だけを伝えればいい。僕はそう思うんですよね。

そんなコメンテーターが不要だと思うだけじゃない。
もっと言うと、遠くで起こった事件なんて、そもそも放送する意味があるのかとも思うのです。

日本のどこかで起こった事件。
そんな遠くの事件を知ったところで、それに向けて何かをアクションする人ってどれだけいるんだろうって。
模倣することはあったとしても。

事件なんてものは、同じ地区で起こったことだけ知っていればいい。
そう思うのです。

だから、ローカルテレビ局のニュース。
そういうのがもっと脚光を浴びてもいいんじゃないかと。そう思うのです。

娯楽も、ニュースも。もう中央集権的にすべて統一する必要って、もうないんじゃないのかなぁ。
ネットもこれだけ広がってきていますしね。

そういえば昨日、神奈川のローカルテレビをつけたら地元の音楽祭が放映されてました。
同時に巷では、フジロックの話題で持ちきり。

ネットでフジロックのことを知って、ローカルテレビで地元のイベントを知る。
なんだかこの構図が、すごく心地良かった。
これからもっと、グローバルなものとローカルなものがうまく共存していけたらいいなと、そう思うのでした。

さて、今日の横浜も随分と暑かったです。
そういえば今朝、引き出しから扇子を見つけたんです。

こんなのがなんだかうれしい。
さっそく電車の中で活躍してもらったのでした。

ウチヤマケンイチ
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