未来予測。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

未来を予測すること。

なんだか、未来的で、最新のテクノロジーの話な感じ。
タイムマシンとか、シミュレーターとかね。

確かに高度な技術って、予測とかシミュレーションを元にして成り立ってる。

飛行機は毎回、その天候や状況が違う。
それでも墜落しないのは、まだ起こっていない状況でもシミュレーションをして、きちんと対応できているから。
人類が他の動物とは違って文明を持てたのは「起こっていないことでも予測してしよう」ってことに気付いたからかもしれないなぁ。

未来予測って、何も最新技術だけの話じゃない。
古代からずっと、行われていたこと。

例えば、天気の予測。
昔は今以上に、天候や天変地異が暮らしや生命に直結してた。
農作物への影響とか、自然災害とか。基本的な生活すら脅かしてしまう。
きっと限られた知識と知恵で、出来るだけ正確に未来の予測しようと工夫してたんだろうな。

観天望気。
「かんてんぼうき」と読むのですが、昔の人はこれを駆使して天気を予想したそう。

ツバメが低く翔んでいたら雨が降る、とか。
猫が顔を洗っていたら雨が降る、とか。

ちなみに日本で最初の気象予報は1884年だったそう。
当時は交番に掲示されていたんだって。

きっと始まった当初は随分と驚いたでしょうね。
だって未来のことなのに、それが発表されるんだから。

未来予測。
結局、マーケティングでも、技術の話でも、自分の人生についても。
現代人だって、いつも未来のことを予測しながら生きてる。
人っていうのは、今を生きているけれど、実は同時に未来に生きている気がする。

でもそれでいいのかも。
きっと人って、過去に生きるよりも、現在そして未来に生きるほうが人はきっと幸せなんだと思うのです。

そういえば、使用中のApple Watchに未来の状態が見られる機能が追加されました。
リューズをくるくると回すと、時計の時刻が未来に進む。
それに合わせて、その時刻の自分の予定や天気、温度が見られるって仕組み。

これまでのサービスを組み合わせているだけなんですけどね。
なんだかすごく未来っぽい感じがした。

これまで34年生きてきて、残りはあと50年くらいかな。
どんな未来を生きるのか。
予測をしながら、進むべき方向に進んでいきたい。

さて、明日はデザインについてとある勉強会で登壇します。
休日の渋谷は人が多くて苦手だけれど、発表自体は楽しみです。

ばんごはんでも食べて、もうちょっと準備をしようかな。

ウチヤマ ケンイチ
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