他人の情報源を拝借する。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ちょっと、いままでとは違った情報を入れたいなって。

僕はいま34歳です。
これくらいの歳になると自分の趣味とか、思考とか、あと行動パターンってものがある程度固まってくる。

そうなると、気が付けば同じ場所をぐるぐるとまわってしまっている感覚。
幅を出すにしても、すぐ隣にあるものをつまみ食いするくらいになっちゃう。

それがなんだか最近、やたらと窮屈なんです。
そこで何かしてみようと、最近とある知人がTwitterでフォローしている人たちを、なにも考えずにみんなフォローしてみたんです。

その知人は、いつも一緒に仕事をしている人。
僕の仕事のお金周りを見てくれているのですが、一緒に仕事をしているとはいえ僕とは全く違う畑の人なんです。
元々は金融屋さんで株のアナリストをやっていた人。そして今は、税金関係の専門家。

当然のように、日頃触れている情報なんかも違ってくる。
もともと読む本のジャンルとか、テレビ番組とか、あとウェブサイトが違うってことは知ってたんですけどね。

でもTwitterのフォロワーの違いによる、タイムラインの別物感。
それがあまりにもはっきりしていて、なんだか全く違うメディアを見ている感じでした。

Twitterって、誰を、何人フォローするか、それが自由に選べる。
いわば、あらゆる国の料理が並ぶバイキングみたいなもの。
だから、その組み合わせの結果には、かなりの違いがでる。

人におすすめの本を聞いたりするのはよくあるけれど、本だとボリュームもあるし、きれいにパッケージ化されている。
だからそこからの展開みたいなものが、比較的緩やかだと思うんです。
一方でTwitterのようなSNSは、その人が選んだ情報元から生の情報がバンバンと飛び込んでくる。
だから、そこからの展開も早い。

他人の情報源を拝借する。
簡単にできる上に、情報を広げる手段としてはかなり優秀だなって。

それにしても、思わず感心しました。
毎日毎日それだけ違う情報に触れていた者同士なのに、よく同じ土俵で会話ができてたなと。

お互いの知識が違っていても、相手に合わせて会話するとか、会話の中で共通認識を生み出すとか。
そんな人間がもってる能力ってのは、すごいんだなと。

とりあえず、やりたかったいままでとは違った情報を入れるのはこの方法でひとまずできそう。
これからも意識的に、自分では取りに行かないような情報や意見に触れにいこう。

ウチヤマ ケンイチ
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