切り替えスイッチ。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

人と場所って、どこかセットなところがある。
仕事仲間は職場とセットだし、家族は自宅とセットだし。

人と人が会うときは、そこに目的があることが多いもの。
そしてその目的は場所に紐付いていたりするから、結果として人と場所はセットになる。

だから、たとえば職場の仲間を自宅に招くと、なんか不思議な感じがしたり。
旅先で会う知人も、なんだかいつもとちょっと違ったり。

場所だけでなく、人の組み合わせもそう。
地元の友だちと会うときは、みんな地元の友だちの組み合わせ。
仕事の仲間と会うときは、みんな仕事の仲間の組み合わせ。

だから何かの拍子に、違うグループの知り合いが出会うことになると、なんか変な感じだったり。
たとえば結婚式で、地元の知人と会社の知人が出会ったりね。

人ってきっと、そんな場所とかグループで、自分のモードを切り替えてる。
それは意識をするんじゃなくて、そのモードに合わせた自分が自然と出るというか。そんな感じ。

そんなモードの切り替え。
それができるのは幸せなことだなって。
だからこそ一回の人生でもいろいろな人生を生きることができる。

落ち着くモードもあれば、頑張れるモードもある。
楽しいモードもあれば、考えるモードもある。

僕が仕事の時に自然とスイッチを入れられるのは、それを引き出してくれる場所と人があってこそ。
やっぱり自宅の寝室では、なかなか仕事をしようとは思えないんですよね。

ノマドのような場所にとらわれない働き方。
それも嫌いじゃないけれど、この自然なスイッチの切り替えはやっぱり捨てがたいなって。

そして、そんなモードの中でも一番付き合いが長いのは、家族のモードと、地元のモード。
年末に近づくと、そんな昔から慣れ親しんだ自分になる機会が増えます。

歳を重ねて、スイッチの数が触えるのもうれしいこと。
そして、昔から変わらないスイッチがあることもうれしいこと。

そんな自分の切り替えスイッチを、これからも大切にしていこうと思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ
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