トレンディエンジェル。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

緊張って、人に伝わるもの。
だから緊張した状態で人を笑わせるのは、なかなかむつかしい。

僕は人前で話をする機会をちょくちょく頂きます。
その時にこちらが緊張してしまうと、たいてい聞く側の人たちも構えてしまうんです。

どんな講演であっても、ちょっとしたユーモアはあった方が良い場になることが多い。
だから、僕はなるべく緊張しないように事前にたくさん準備をしています。
こちらがガチガチに緊張しているようでは、笑いはまず生まれないから。

そう考えるとお笑い芸人さんって、ほんとすごいなって。
人を笑わせるということを、いつもたくさんの人の前でやってるんだから。

特に、こないだM-1で優勝したトレンディエンジェルさん。
どんな舞台でも、とにかく楽しそうなんですよね。
これはいろんな番組で司会や審査員の人たちもよく言ってること。

M-1で優勝した時の漫才。
敗者復活から優勝が決定するまでやつ、もう何度も繰り返し見ています。

そんな優勝できるかどうかを審査をされるという緊張の場でも、ほんと楽しそうなのです。
実際には緊張しているのかもしれませんが、そんなのは微塵も感じさせない。

練習量が多いからなのか、元々心が強いのか。はたまた本当にその場を楽しんでいるのか。
理由は分かりませんが、ひとりのビジネスマンとして彼らから学ぶこはとたくさんあるなと、そう思うのでした。

ちなみに完成された漫才のすごさ。
たった数分なのに、何度も繰り返し見ていると新しい発見があって、まるで映画なんです。

斎藤さんがボケてる間、つっこみのたかしさんの表情が実は細かく設定されてたり。
コンマ何秒ずれてしまったらきっとそこまで笑いはなさそうな、絶妙なふたりの動きだったり。

そうそう。
気に入ったお笑い番組は何度も何度も繰り返し見る。
これは、中学生の頃からの僕の習慣です。

ウチヤマ ケンイチ
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