すぐ隣の人たちとも経済を回す。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨日は近所にある区民体育館まで行ってきました。
近所に住んでいる姪たちのダンスの発表会を見るためです。

他にも地域の人たちが歌をうたったり、絵の展示があったり。
そんな世代を問わない地域の発表会が毎年催されています。

その中ではバザーもやっていて、そこでスープボウルを2つ買いました。
とある近所のコンビニでやってる、シールを集めるとスープボウルがもらえるキャンペーン。

きっと誰かがシールを集めて交換したものを寄付したのかなと。
そして僕が購入した代金は、たぶん今後の運営資金になるのでしょう。

そうやってコンパクトなコミュニティで経済を回すこと。なんだか、いいなって。
人にとって最適なコミュニティの大きさって、一体どれくらいなんでしょうね。

元々は小さな集落で暮らしてた人たちも、だんだんとそのコミュニティを広げていった。
大きな規模で経済を回すからこそ、きっと大きな発明もできる。
スマートフォンやネットの発明も小さな集落の中では生まれない。相対する市場が大きく広がっていったからこそ誕生したものかなと。

でも日頃、世界に向けたプロダクトやサービスばかり耳にしていると、ちいさなコミュニティの温度が恋しくなる。

いつものお寿司屋さんで食事をすれば、向かいの八百屋さんのオレンジがデザートで出てくる。
食事を終えた後は隣の床屋さんで髪を切って、その床屋さんは自分の仕事を終えた後に商店街のらーめん屋さんで一杯やって帰ってく。
普段、商店街の中で暮らしていると、よく見る光景です。

僕は日ごろあまり外出をしないから、食事についてはほとんどうちの商店街で面倒を見てもらっています。
それで経済を回しているとは思いませんが、ネットショッピングとか世界に向けたプロダクトだけじゃなくて、すぐ隣の人たちとも経済を回す。

そうあれたら暮らしが楽しいなと、そんなことを考えた一日でした。

ウチヤマ ケンイチ