今の僕は聴覚だけじゃなくて、五感で世界を感じられる。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

2歳を過ぎた姪っ子が、急に会話ができるようになったんです。
言葉も増えたし、その意味も合ってる。相手が言っていることもちゃんと理解しています。
ついこの間まで赤ちゃんだったのに、いきなり普通に会話をしてるんだから、すごいなぁ。

前に書いた、言葉があるからこそ認識ができるってやつ。
でも姪っ子見てると、自分の口から言葉が出る前からもう状況を理解しているし、いろいろと考えているようでした。
そして表情とか、仕草とか、身振りなんかで、その気持ちを表してた。

きっと自分が言葉を発していなくても、耳から聞いた言葉から頭の中には概念が生まれているんだろうなって。
そして、その言葉も使いながらきちんと状況を理解してる。

そういえば、年をとったとき最後まで残る感覚は聴覚だと聞いたことがあります。
なんだか最近、子どもにしてもお年寄りにしても、そんな聴覚のすごさを実感することが多かったんです。

普段、そんな聴覚で自分はどんなことを感じとっているだろう。
仲間との会話に、仕事の打ち合わせ、電車の音に、街の音。
自分の五感で、普段なにを感じとっているかなんてほとんど意識したことがないや。

今の僕は聴覚だけじゃなくて、五感で世界を感じられる。
ならば、自分が感じとれるということっていうのを、もっと楽しみたいなって。

姪っ子や自分の祖母を見ていて、そんなことをふと思ったのでした。

ウチヤマ ケンイチ