集団で行動するアリには、それぞれの個体ごとに異なる閾値があるんだって。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近のポケモンGOの大ブーム。
それが早くも終わりそうだと、そんな記事を最近ネットでよく見かけます。

かじった程度の人たちも含めて大ブームだと言えば、ブームが去るのも早くなる。
マスコミの時代と同じように、ネットの時代も話題が誇張されたり、煽ったりすることは多いなぁ。
なんだか、滑稽。

ブームって本当によく起こる。
ただなんだか芸能人でいうところの一発屋さんのように思えて、なにか楽しさよりネガティブさを連想してしまいます。

そもそもなんでブームは起こるんだろう。
話題に乗り遅れないように、人と同じことをする同調性。
みんなが支持してるならきっと良いはずだと、判断を他人に求める行為。
そんないろんな特性を仕掛け人がうまく使って、ブームや社会現象は生み出されるような気がします。

一方で、盛り上がれば盛り上がるほど避けようとする人もいる。
好きなアーティストがメジャーになると、ファンを辞めてしまうとか。

働かないアリに意義がある」って本に書かれていたこと。

集団で行動するアリには、それぞれの個体ごとに異なる閾値があるんだって。
餌を探しにいくタイミングに、防衛するタイミング。だから集団で行動ができてるって。

なんだか人間も同じ気がするよ。
ブームに乗る人と避ける人がいて、バランスを取ってる。

だからこそ、すべてが一色に染まるブームには違和感を感じるのかもしれないな。

ウチヤマ ケンイチ