記憶って、どうやって頭の中に収まってるんだろう。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

先日見た「君の名は。」という映画。
これの映画、映画自体も良かったのですが、主題歌も良かったんです。
それで最近は、仕事の移動中にその曲を聴いてます。

音楽を聴くたびに、映画を見た時の感覚を思い出すというか、なんだかまた映画を見てるような感覚になる。映像もないし、時間も短いのに。
きっと映画館で聴いた主題歌と、その映画自体の記憶が紐付いてるんですよね。

人が「あの映画はよかった」と記憶するとき。
それは作品全体の世界観とか雰囲気を印象として固めて、そしてそれを記憶しているんだと思うんです。
パソコンのzipファイルのように。一見するとその形は見えない。

「あの映画はよかったなぁ」と思い返している瞬間に、2時間のストーリーをすべて思い返してることなんてまずない。
それなのに、「よかった」と認知できるなんて不思議だなぁ。

とあるシーンが良ければきっとそれが全体に影響を与えるし、それが全体の評価になったりもする。
映画だけじゃなくて、人の印象に、本の印象、場所の印象なんかもそう。
あとから思い出すのは部分であり、でもそれに紐付いた全体としての雰囲気や世界観をその場で解凍してるんだろうな。

記憶って、どうやって頭の中に収まってるんだろう。
なんだかそんな勉強チックなことも、一度しっかり学びたいなと最近思うのです。
社会人になってからの方が、勉強を好きになってるよ。

ウチヤマ ケンイチ