デザイナーの見た目はどうあるべきなのか。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨日、ひるごはんを食べながらNHKののど自慢を見てました。
近所の定食屋さんで、ちょうどついていたんです。

番組には中学生や高校生くらいの子たちがたくさん出ていて、みんななんとも歌がうまい。
将来、本当に歌手になるんじゃないかと思うくらいに。

ただみんな見た目は、とても素朴でうちの近所にもいそうな子たち。
目を閉じれば歌はなんとも大人びていて、訴えてくるものがあるのに。
そのギャップになんだか不思議さを感じるのでした。

テレビに出ているアーティストは、みんな華やかで、おしゃれな格好をしていて、スター性がある。
そういうのを見ると、初めから見た目の華やかさを持ち合わせている人もいれば、逆に歌が先にあってその後に、皆が持っている”アーティスト像”に近づく人もいるんだろうなって。
たとえば、同じアート表現でも画家とか作家なんかは本人が人前に出ることが少ないからか、ずっと素朴だったり地味な人も多いような気がします。

10年ほど前「人は見た目が9割」という本がはやりましたよね。
本質的な部分で価値を生むのはもちろん、そこに期待感や信頼性、あと夢とかエンターテイメント性があること。
結局はそういうものをすべて掛け合わせて、本質的な価値というのも決まってくるんだろうな。

さてさて、デザイナーの見た目はどうあるべきなのか。
ちょっと考えなければならないと思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ