極端な感じもなんだか、妙に人間っぽいなと思ったのです。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

大切に育てているカブトムシの幼虫たち。
無事に育ってくれれば、来年の夏には学校ひとクラス分くらいのカブトムシが誕生する予定です。
再来年には、カブトムシの学校ができるかな。

それが先日、朝起きてケースを見ると何匹かの幼虫が地表に出てしまっていたんです。

カブトムシの幼虫と言えば土の中にいるもの。
驚いて原因を調べてみると、どうやらカブトムシの幼虫には地表に出てしまういくつかのパターンがあるみたいでした。
まず、餌となる腐葉土が不足しているとき、そして、幼虫の数に対してケースが狭いとき。

なんだか人間に似てておもしろい。
一応土の中に収まれる広さがあっても、「狭い」と感じるならば自分の場所を探すように土の中から出てしまう。
なんだか、満員電車に乗ってる人間たちを思い出しました。

別にお互いが触れていなくたって、近いことによる圧迫感があったりする。
それで皆、自分のポジションを守るのに頑張ってる。

いよいよ我慢ができなくなったら、もう表に出てしまおうと。
別にちょこっと地表に顔を出すくらいでも良さそうなのに、そうではなくて全部出ちゃうんですよね。
その極端な感じもなんだか、妙に人間っぽいなと思ったのです。

さてここ数日、横浜はまた少しだけ暑いです。
それでもこれが今年最後の暑さかな。
となるとそろそろ、幼虫の親たちは元気が無くなってしまうかもしれないなぁ。

ウチヤマ ケンイチ