ゲームをするという体験が宝物だった。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

僕はゲームをあまりやりません。
アプリやウェブをデザインするときの参考にはしてますが、趣味としてゲームをすることはすっかりなくなりました。

小学生の頃は、毎日ゲームをしていたんです。
ひとりで遊ぶときもそうだし、友だちと遊ぶときもそう。外で遊ぶのが苦手だった僕にとって、ゲームは友だちと遊ぶ大切なツールだったんです。

最近のゲーム機はそんな当時のゲームが簡単にダウンロードで買えるんですよね。
昨日もいくつかの懐かしいゲームをひさびさにプレイしました。
懐かしさもあるし、爆発的に売れた有名なゲームというのはいろいろと勉強になるのです。

イー・アル・カンフーに、ドクターマリオ、あとスーパーマリオカート。
音楽もそうだし、キャラクターの動きなんかも、もう細部にわたって覚えてるんです。
どれももう30年近く前に遊んだというのに、それってすごいことだと思うんです。

同じデジタルメディアでも最近使ったウェブサイトやアプリを同じように隅々まで覚えているかというと、そんなことはなかなかない。

きっと当時の自分には、ゲームをするという体験が宝物だったんです。
知識として記憶ではなく、ゲームをやってる自分たちや部屋の風景まで含めて、記憶の奥にしまっておいた感じ。

そういえばそういうモノ、僕もつくってみたいなぁ。
デザイナーとしてそんなことを思った、そんな日なのでした。

ウチヤマ ケンイチ