目的と手段が入れ替わってしまっても、それはそれでいいのかも。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

目的と手段が入れ替わってしまうことってよく起こる。

たとえば仕事なんかでデータを集めているとき。
元々はある課題を明らかにするためにデータを集めていたはずなのに、いつしかデータを集めることに夢中になってしまって気づけば当初の課題はほったらかしになっていたり。
仕事をする上でのありがちなミスで、そんなことを指摘をされるシーンはよく見てきました。

ただ最近思うのは、もしかしたら手段が目的化してしまってもそれはそれでいいこともあるのかも、ということ。
たとえば課題を明らかすることはただのきっかけで、データを見ているうちに「もっと重要なこと」に引き寄せられてるケースもあると思うんです。

プライベートなんかでもそう。部屋でのんびりしたいからと部屋の片付けをはじめてみたら、片付けに夢中になってしまって結局のんびりできなかったり。
これも最初の目的が置いてけぼりになってはいるんだけれど、単純にもっとやりたいことが見つかったともいえる。
そういうときには目的に固執しすぎると、新しく見つけたことを楽しむ機会を失ってしまって、それはそれでなんだか違う気もするのです。

順番やセオリーにばかりとらわれて過ぎないこと。
僕自身、原理原則に従って行動することが多いのでちょっと気をつけないといけないなと。

柔軟な部分と見失わない部分。そのバランスがとれるようになりたいなぁ。

ウチヤマ ケンイチ