私がつくりました。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日はLINE株式会社の株主総会に行ってきました。
自分が毎日使っているサービスはどんな人たちが作っているのか、それを直接見ておきたかったのです。

こないだの辞書の話もそうですが、身の回りにあるモノのほとんどは人間がつくったモノ。現代の身の回りには自然とうまれた物なんてほとんどありません。

けれど、いま周囲を見渡してみても誰が作ったのかを知ってるモノってあまりない。
もちろん主役はサービスやプロダクトだから作り手の顔が見えなくても特に問題にならないのですが、個人的には作り手の顔が見えるとよりそのサービスのことが好きになるんです。

「私がつくりました」と、農家の人の顔写真が添えらえれてる野菜。あと厨房に立つ料理人の姿が見える定食屋さん。
食べ物であれば作り手が見えていることって喜ばれる。安心に繋がるからでしょうね。

僕の場合、自分自身がデザインをする立場だということが影響してるのかもしれませんが、どんな仕事であっても接客業のように顔が見えたらどうなるだろう。
それこそ何かを作る仕事だけじゃなくて、事務にしても、営業にしても、そこに関わっている人の顔が見えたら世界はちょっと仲良くなれる気がする。

まずは友だちとどんな仕事をしているのかを話してみようなかな。
仲のいい友だちも、家族でも、普段どんなことをしてるのか知ってる人って考えてみたら少ないもんね。

ウチヤマ ケンイチ