自分にはできないことができる人。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

車を運転するようになってから、街を走る車がやけに目に入るようになりました。
これまでは風景となっていた何気なく運転してる人たち。みんな、僕ができないことをしてたんだって。

運転席に座る人は様々。高齢者だったり、派手な若者だったり、主婦だったり。
老若男女。みんな普通に運転をしていて、なんだか不思議な気持ちになるのでした。

自分にはできないことができる人。
それがプロの一流プレイだったら、「あの人はすごい」と相手を称える。
一方で、それがたいていの人ができることだったら、「なぜ自分はできないんだ」ときっと自分を下げてしまう。
でも僕は、普通に運転している人を見て、なんだかプロのプレイのように「すごいな」と思うのでした。

これは相手に敬意を払っているとも言えるし、逆に自分を基準にしすぎているだけかもしれない。
高齢者でも若者でもできるなんて、と思ってしまうところは、どこかでその人たちを甘く見ている部分があるのかもしれない。

人と比較しないこと、比較してしまうこと、どちらもむつかしい。
誰かをすごいと思うことも、下に見てしまうことも、境界は曖昧だったりする。

100人中99人ができることと、100人中1人だけができること。
そのどちらであっても、なにかができることはすごいことなのにな。

今日から8月か。今月中には自分で車庫入れができるようになっていたいです。

ウチヤマ ケンイチ