たった1の違い。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

部屋というのはすこしでも散らかっていると、そのままどんどん散らかってしまうから不思議。
しばらくきれいにしていた自宅が最近ちょっと散らかりだしたので、一気に片付けることにしました。

一枚の割れた窓を放置しておくと、やがて他の窓もすべて割られてしまうという割れ窓理論。

たしかに街なかを歩いていてもゴミが捨てられている場所って、局所的なんですよね。
誰かが1つ空き缶を置いたら別の人も隣にゴミを置いていって、そして気づけば普通の場所がゴミ捨て場のようになってしまう。
なんだかそれって個人的なことにも言える気がします。

物事の状態って100か0であることは少ない。たいていはその間のグラデーションの中に存在してる。
ただそんなグラデーションの中というのは常に流動的で、1から99の間って簡単に動いてしまうんですよね。
一方で100や0という状態は強くて、なかなか動きづらい。

僕はもう何年も毎日ブログを書いているのですが、たぶんこれも1日サボり始めたら、途端にその頻度は増えていくと思うのです。
何かを維持するときって極端な方がむしろ簡単だと思っています。

なのに極端なことって結構避けられがちなんですよね。
白黒をはっきりつけるよりも、たいていはグラデーションの中に居たがる。

100と99も、0と1も、まったく意味合いが違うと思うのです。
たった1の違いなんですけどね。

ウチヤマ ケンイチ