大金を手にしても仕事を続けるか。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

海外で史上最高額の宝くじ当選者が出たんだとか。
金額は830億円とのこと。これだけのお金があれば働かずとも人生を500回、いや1000回は繰り返せそう。なんともすごい金額です。

ネットニュースには、「もう職場には戻らない」という見出しとともに当選者が紹介されていました。
この表現は編集部の脚色なのかもしれませんが、事実としてこれをきっかけに長年勤めた病院を辞めてしまうそうです。

これを見たとき、働くってなんだろうと思ったんですよね。
生活にはお金が必要だから、そのために働いているというのは間違いない。
華金とか、サザエさん症候群なんて言葉があるくらいだし、働くことに対してネガティブな感情というのは実際あると思うのです。

一方で働くことによって、生き甲斐や社会から必要とされる喜びを感じることができる。それも事実だと思うのです。
給料なしの職場に就職するかと言われたら疑問は残るけれど、ボランティアというものが存在する以上、人というのはお金とは切り離されたところでも動く生き物なんだろうなと。

自分がいざ大金を手にしても仕事を続けるか。いまのところ続けると思うんですよね。
まぁ、実際にそうなったら自分も意見を変えるのかもしれませんが、なんだか大金が手に入った途端に仕事を辞めたという人の話を聞くと、なんだかその人の今がすこしかわいそうな気もするのでした。

ウチヤマ ケンイチ