平成29年10月31日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

デザインとアートは違うもの。
一応そこには僕なりの見解があって、デザインは創作の目的が自分の外側にあるもの、そしてアートは創作の目的が自分の内側にあるもの。そう思っています。

別にデザインとアートのどちらが良いかという話ではなく、ただその違いを認識したおいたほうがデザインはうまくいくと感じています。
だからこれまで後輩のデザイナーにも、たびたび話をしてきました。

先日ツイッターで、アーティスト系写真家と商業写真家は違う、というつぶやきを見かけたんです。
これ、たしかにそうだなと。ひとくちに写真を撮るといってもその背景は人によって随分と違ったりする。
僕はいま写真の勉強中ですが、自分はどっちの写真を撮りたいんだろう。あまり意識してなかったなぁ。

こんな「目的がどこにあるのか」という話って、いろんなことに当てはまるのかもしれません。
たとえばポエムを書く人とコピーライターはきっと違うし、歌手にもいろんな種類があるはず。

僕はこれまで、仕事ではひたすら「自分の外」に創作の目的をおいてきました。その方が仕事になりやすいし、好きでもある。
でも、たまには自分自身で目的をもって創作に挑戦してみてもいいのかなと、ふと思ったんです。

クリエイター、芸術家、作家。他にも創作をする人の呼称ってたくさんある。
それぞれ順に体験してみるのも、なんだか面白いかもしれないなぁ。

ウチヤマ ケンイチ