平成29年12月25日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

目の前のことと将来のこと。
そのどちらを見ているかによって、その人の印象って随分と変わるもの。

仕事なんかだと、起こってるトラブルやお客様からの要望にすぐに全力で頑張って対応する人。
それは誠実で、信頼感もあって、頑張っているように見える。
見える、というと語弊があるけれど、実際のところも誠実で信頼できる人が多い。

一方で、そういう人は結果として目の前のことにかかりっきりになるあまり長期的な計画がなかなか進まなくなったりする。
これは誰それの話というわけではなくて、仕事をしていると本当によく起こること。

逆に将来ばかりを見ていると今度は目の前のことがおそろかになって、そういう人は無責任でドライな人に見える。
こういう人は経営者に多くて、現場で踏ん張ってるメンバーと経営者の溝ってこういうところに出てくる。

航海で言うなら、目の前の障害物にぶつからないように操縦をしているのか、それともみんなが幸せになれる目的地を世界地図で探しているかの違いなんですけどね。

これって仕事だけの話じゃない。
目の前の困ってる人に手を差し伸べる人もいれば、間接的に社会が良くなるようにと頑張っている人もいる。

役割も立場も違う人のことを、どれだけ想像できるか。
目の前のことも将来のことも1人の人間が見るのってなかなか難しいことだから、せめてそんな風に相手のことを理解したいのです。

ウチヤマ ケンイチ