平成29年12月27日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

綺麗な字を書ける人というのは、きっと絵を描いたり、デザインをしても上手にやれる思うのです。

今年になってペン習字に取り組んでみて思ったこと。
それは、綺麗な字を書くためには各要素間のバランスがなにより大事だということ。

線が綺麗でも、それぞれのパーツが綺麗でも、それじゃ足りない。
右と左のバランスはどうかとか、線がどこで交わるのかとか、そういうところがぴしゃりと決まると字は美しい。
逆にいうと、全体のバランスさえ取れていれば字って綺麗に見えると思うのです。

さらに紙に文章を書くのであれば、今度は一文字が一文字が綺麗でも不十分になる。
文字同士の大きさや配置、そして紙面のどこに書くかも大切になる。

これってまさに、デザインの話だと思うのです。
ただデザインであればパソコン上で少しずつバランスを整えていけばいい。
それが手書きになると動的な上に一発勝負。だから難しい。

刻々と変わってゆくバランスの中で、先読みをしながら全体のバランスを整えるということ。
僕はそれが全然できなくて、かれこれ1年、毎日練習しています。
それでも飽きないのは、大好きなデザインに通じるものと、デザインにはないものがあるからでしょうか。

パソコンでグリッド線に沿ったデザインをしてるだけじゃ足りない部分。
小学生の頃、方眼用紙の上に自由にデザインをした学級新聞のことを思い出しちゃったよ。

ウチヤマ ケンイチ