平成30年1月24日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近の音声認識の精度ってすごいんですよね。
スマホに向かって話すだけで、それがそのままテキスト文字に変換される。しかもほとんど間違うこともなし。

だからこの機能を使って打ち合わせ内容を文字に起こしたり、あと文章を書いたりする。
それは「新しいやり方」ってわけです。

僕も今度試してみようと思っているのですが、もしかするとそれで失われるものもあるのではと、ちょっと心配なんです。

会議で人の話していることをメモするときって、すべての言葉をキーボードで入力するのは追いつかないから、それで一旦頭で考えて要点だけをメモすることになる。
それが結果として、会話の内容の理解するのにすごく良いんですよね。

それと同じことが、話して入力するということでも残せるのか。
話し言葉って蓄積されずに流れていってしまう。文語と口語の違うというんでしょうか。

もしかしたら、より理解が深まるのかもしれないし、ただの入力作業になってしまうかもしれない。
五感のどこを使うかによって理解は大きく変わるという経験値があるので、とりあえずは試してみようと思うのです。

目的を見失っちゃダメなわけです。
ただ同時に、今までのやり方に固執して新しいやり方を否定ようにもなりたくない。

そんなバランスというのが歳をとるにつれて大切になるんだろうな。
これまでの経験を無邪気に捨てられる人でありたいわ。

ウチヤマ ケンイチ