平成30年4月25日に考えたこと
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
7年半、ずっと気づかなかったのです。
持ち帰りがメインのコーヒー豆屋さんだと思っていた近所のお店が、実はメニューが豊富なレストランでした。
僕にとってこれは大発見で、今後食事のバリエーションが増えるので喜んでます。
しかし、なぜ気づかなかったのか。
別に食事は裏メニューでもなく、むしろお店の前には食事のメニューが大きく掲げられていました。
定食に、カレーに、パスタに丼もの。むしろ他の飲食店よりもメニューは豊富なくらいです。
勘違いした理由はいくつかあります。
まず店の前を通ると漂うコーヒーの香り。店構えはいかにもコーヒー豆屋さんなんです。
そして、路地から見えづらい店内。今日、店内に入って初めて、たくさんテーブルがあったんだと思いました。
お店の前にあった小さな文字でびっしりと書かれたメニューも、思い込みをしたまま見ていたからコーヒー豆の種類が書かれていると思ってました。
気づけない人にとってはそれは存在してないと同じことで、伝わって初めて意味をなす。
自分がデザインをしているときにも気をつけていることですが、良いものを作れば売れるというのは美しいストーリーではありますが、でもそれだけじゃダメなこともあるんですよね。
とはいえ、今回のお店はもうずっと続いているお店。
僕が勘違いしてたデザインが悪いのかというと、どうやらそういうわけでもなさそうです。
ウチヤマ ケンイチ