平成30年7月24日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今週末、横浜でウクレレのフェスがあるみたい。
やっぱりウクレレといえば夏のイメージです。

そういえば、なぜウクレレは夏のイメージなんだろう。
発祥がハワイだから、暑い季節が似合うからでしょうか。
一方で、ベルの音を聞くと冬って感じがする。たぶんクリスマスのイメージです。

元々は人の中で楽器の音色と季節はリンクしていないはず。
たぶん、あとから知った文化と紐付けているんだろうな。

では、なにも知らない子どもであれば、ウクレレの音を聞いても暑さや太陽の日差しはイメージしないのか。実に興味深いのです。

楽器以外にも、季節を思わせるものはいろいろあります。
色でいえば、春は黄色に桃色、夏は黄緑に水色、秋は紅色で冬は白かなぁ。

食べ物だったら夏はスイカで、冬は白菜がたっぷり入った鍋ですかね。
でもこれらは自然の風景やその季節の食材がリンクしているから、ベルの音とはちょっと違う気がする。

デザインをしているときに気を付けてるんです。
それは人が決めたことなのか、それとも自然が決めたものなのかって。

人が決めたことなら、別の誰かがそれを変えてしまうかもしれない。
そして自然が決めたことなら、それは普遍的なのかもしれないし、もしかしたら強力な文化によっては変えられてしまうのかもしれない。

それでもウクレレといえば夏なのです。
その理由がなんであれ、ウクレレといえば夏なのです。

ウチヤマ ケンイチ