平成30年8月24日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

東大出身のプロ野球投手が先発したと、ニュースになっていました。
スポーツにうとい僕からすると、「勉強もできるのにプロスポーツの世界でも通用しちゃうのか!」と、そこに驚いてしまうのです。

でもよくよく考えてみると、一流のプロスポーツ選手ともなれば、日頃のトレーニングも試合中の戦略も、どれも頭が良くなきゃうまくいかないはず。
たぶん東大出身なのにプロ野球選手になる凄さというのは「勉強もスポーツもできる」というところじゃなくて、環境の違いにあるんだろうなと思うのです。

プロ野球選手になれるような人ならば、その集中力を受験勉強に向ければ東大に入れたという人も珍しくないと思うんです。
ただ多くの人たちは、中学、高校からスポーツの強豪校に入って、スポーツ中心の打ち込む環境に身をおくことになった。

一方で東大に入るルートを辿れば、周りにはスポーツでプロ入りを目指す人も少ないでしょうし、日々の話題も、そもそもの意識も違うと思うのです。
たぶんそんな環境の違いこそが、「東大出身なのにプロ野球選手になった」ということのすごいところなんじゃないかなと。

そういえば、今年の高校野球は「公立の農業高校」が決勝に進んで話題になってました。
環境面で恵まれない人が活躍すると、応援したくなるのが人の心理です。

ただ環境は大切なものの、それがすべてを決めるわけじゃないんだなぁ。

ウチヤマ ケンイチ