平成30年9月25日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

株をやっていると、手放した後にそれから随分と値上がりをすることがあります。
もしあの時に手放していなかったら、と。そんなことを考えても仕方がないわけで、とにかく気持ちを切り替えるわけです。

株を始めてみて分かったのですが、株というのは「完璧に上手くいった」ということが起こりにくい構造になってるなって。

たとえば、宝くじには明確な一等というものがあって、それが当たれば完璧。けれど、株にはそんなものがない。
株式投資を宝くじと比較すること自体が間違っている気もしますが、とにかく株というのは複雑だと感じます。

特に、プラスになった時が分かりづらい。
値上がりしたときも、「もっと買っておけば」とか、「もう少し待っていればさらに値上がりしたのに」とか、その上のプランが周辺にあるわけです。

それこそ「一番値下がりした時に全財産をつぎ込んで買い、一番上がった時に全て売る」というパターンしか完璧な状態がない。
ようは自分で基準を設けて、満足のいくラインを探りながら投資をする。そんなふうに意思が求められる世界だなって。

まさにこれって、人生の縮図だと思うんですよね。
なにが成功で、どこまで行ってみたいのか。それにどれだけの労力とリスクを許容するのか。

自分が株をやるなんて昔は思いもしませんでした。
単純に投資というだけでなく、自分の性格と向き合えるのが楽しいなぁ。

ウチヤマ ケンイチ