平成30年11月22日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昔は良かった、とそういう話をよく耳にします。

ノスタルジーとかそういうのも含めて、たしかに昔の生活ってたまに恋しくなったりする。

スマホがない時代の方が良かったとか。
お茶の間でみんなで観てたテレビ番組の方が面白かったとか。
ご近所同士の交流があった時の方が温かかったとか。

どの意見もよく分かるんです。
でもこれって、今より昔の方が良かったというよりも、正確には「今も昔も別の良さがある」ということだと思うんですよね。
そして、昔には戻れないからこそ、つい昔の方が良いように感じてしまったりとか。

たしかにスマホの登場で、便利さと引き換えにコンテンツ自体のありがたさは減ってしまった。
でもそれって、空腹かどうかで目の前の食べ物がどれだけ美味しそうかに見えるかが変わるのと同じようなものだと思うのです。
では飢えてた時の方が良かったのかと言えばそんなことはない。十分に食べ物があることは幸せなこと。

結局、昔は良かったと思うことって、自分が意識をすれば現代でもある程度はコントロールできるんじゃないかなと思うんです。
スマホに触れる時間を減らすとか、ご近所同士で交流してみるとかね。

僕もたまに思うのです、昔は良かったって。

でも人は前進を続けているはずで、現代の方が良いに決まってる。
だからこそ便利さに溺れずに、昔の良さも忘れないようにしたいなと、そう思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ