平成30年11月26日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

デザインが得意な人と苦手な人の違い。
そこには発想の違いとかツールを使いこなせるかとか様々な要素はあるけれど、引き出しの多さによるところは大きいと思うのです。

「これはあのデザインに似てるな」とか、「他にはこんなパターンがあったな」とか。
そんな風にストックがある人はデザインが得意なことが多い気がする。

考えてみると僕自身、デザインが上手くいくときには頭の中にこれまでに見たさまざまなパターンが浮かんでるんです。
一方で、書体デザインをしているときには、「あの書体を参考にしよう」とか、そういったパターンが浮かんでない。
それで目の前の文字をどう修正してよいか分からなくて、手が止まってしまうのです。

だったら引き出しを増やせばいいじゃんとなるわけですが、それには膨大な勉強をしなくちゃならない。
仕事で使えるレベルの知識を身に付けるための勉強って、相当に時間がかかると思うのです。

ではどうするか。そうなると、もはや日頃からアンテナを張って、普段の生活の中で学ぶことが必要なんですよね。
改めて勉強の時間を取っていたら、時間がいくらあっても足りない。

そういえば、これまでは文字を目にしてもあくまで文字情報として読んでいるだけでした。
今日からは目にする文字はデザインも含めて意識してみよう。

文字ってウェブやアプリよりも触れる機会が多いから、学ぶ機会だらけだな。

ウチヤマ ケンイチ