平成30年12月22日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日は月に一度の書体デザインの講義の日。
相変わらずデザインは低空飛行ですが、今回は1ヶ月前との大きな違いがあるんです。

紙の上で書いてた文字をフォント化したんです。それでブログや資料でも使うことができるようになった。
もともと自分で文字のデザインをしたいと思ったのはブログや仕事の資料で使うため。ちょっと大きな前進です。

大きさを変えると、文字の印象はガラリと変わる。
紙の上では3センチの正方形の中に鉛筆や筆を使ってデザインしてたのですが、フォント化したあとはそれこそ自由自在に文字の大きさを変えられる。
文庫本くらいの小さな文字から元の3センチよりも大きくした文字まで。プリントアウトした文字を見ながら調整をするのです。

面白いのは文字を小さくすると、大きい文字の時には気になっていた雑な部分が分からなくなること。
もちろんプロが見れば差は歴然なのでしょうが、僕からすれば意外といいかも、となる。

そういえばウェブデザインもパソコン向けよりスマホ向けの方が、一見すると誰がデザインしてもそれなりになるんです。
それは画面が小さいことでパターンが決まってくるから。でも逆に言えば、制約の中で良いデザインを生み出す方が高いスキルが必要なんですよね。

まだ僕には分からないのですが、きっと小さな文字こそスキルの差が出るんだろうな。
完成まであとら3ヶ月。頑張ろう。

ウチヤマ ケンイチ