平成30年12月23日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

顔に見えるモノってありますよね。

意図してないのにちょうど目と鼻と口に見えるようなこと。ドアノブとか、高架のボルトとか、ガラスについた水滴とかね。

昨日、教室に置かれてた段ボールから視線を感じたんです。振り向いてみるとふたを閉じるために開けられた穴がまるで顔のようで、何人もこっちを向いているのでした。

僕はなんだか可笑しくなってしまって、そういえば子どもの頃はそんな「顔」を探す遊びなんかでも夢中になってたっけ。

遊びなんてものはお金をかけなくたって、道具がなくたって、工夫すればいくらでもある。
大人になってからは、もうそんなお金のかからないことはほとんどやらなくなって、それは単純にやってもしょうがないし、子どもの頃のように夢中になれないからなわけですが、でもそれは遊び心がなくなったことでもあると思うんですよね。

テレビゲームなんか遊んでいるようで、実は決められたルールや仕掛けに遊ばされてる。それに比べて顔を見つける遊びなら、自分でルールを決めなくちゃならない。点数に、制限時間に、チームわけ。なんなら探すものは顔じゃなくてもいいわけだし。

遊び心って、きっと頭を使うんですよ。それを子どもは軽やかにやってのけるけど。

年末でいい感じに気も抜けてきてるし、子どもの頃にちょっと戻ってみようかな。
さてさて、飲み会に行くまでにいくつ顔が見つかるかしら。

ウチヤマ ケンイチ