平成31年3月27日に考えたこと

春は素敵だ。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

春は出会いと別れの季節。
一人会社の僕にとってもそれは関係があって、新しく始まるプロジェクトがあれば、終わるプロジェクトもある。顧客は変わらなくても現場のメンバーが変わったりとかする。

そんなちょっとセンチメンタルな季節に、桜の花というのはなんとも合うものです。
それは生まれてから覚えた感情なのか、それとも日本人のDNAに刷り込まれてるのか。それは分かりませんが桜の花を見ると、なんとも特別な感情になる。
その感情にはいろんなものが混ざり合っているけれど、それでも前向きな感じがするのです。

春で大きく環境が変わることは、階段を一段ずつ登ることでもあれば、はたまた、まったく違う階段をまたイチから登り始めることでもある。
これまでの自分をすっぱりと捨て去って、まったく新しいことを始めるというのも、そんな春だからできたりする。

思えば、大学でゼロから人間関係を築いたのも、一人暮らしを始めたのも、あと建築の世界からウェブの世界にやってきたのも、ぜんぶ春。
別に過去を捨てたいわけではないけれど、そんなふうにそれまでの自分をひとまず置いておいて、また一から始めるというのは、人の知恵というか、それがあるからこそ余計な荷物もひとまず忘れて、前に進めるんだよね。

捨てた荷物の中に大事なものがあったなら、落ち着いたら取りに行けばいい。
春は素敵だ。僕もなにか新しいこと始めよう。

ウチヤマ ケンイチ