平成31年4月11日に考えたこと

不親切でも、子どもは楽しめる。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

このあいだ結婚式の二次会のビンゴで、昔のファミコンのソフトがたくさん入っているゲーム機が当たりました。

どれも小学校の低学年の頃に遊んだソフトばかり。中には幼稚園のときに初めて買ってもらったソフトも入ってた。
それで30年振りくらいにプレイしたのです。

驚いたのは、ゲームの内容。
当時のゲームって、いまプレイするとどれも説明が足りなかったり、意味不明な動きをしてリ、すべて英語だったりなことに気づく。
つまりは随分と不親切なのです。正直、大人になった僕が遊んでも、よく分からない部分が多い。

でも、そんなゲームを夢中になって遊んでた。
ようは不親切でも、分かりにくくても、子どもは楽しめるってこと。

なら不親切でもOKかというとそうでもなく、それらに丁寧な説明があれば実はもっと長く遊んでたかもしれない。
だから、親切であることと不親切な当時のゲームのどちらが正しいのかは分かりませんが、少なくとも、それでも楽しく遊んでたのは確かなのです。

日頃、UXデザインをしていると、分かりにくさはすべて無くさないとダメだと、そんな強迫観念に囚われることがあります。
いやいや、ユーザーもちゃんも考えながら使ってくれるから、実は分かりにくくても大丈夫なことってあるんだよなぁ。

昔のゲームみたいに、自分が通ってきた道を改めて通ってみるのも悪くない。子どもの頃の自分の行動も参考になるね。

ウチヤマ ケンイチ