平成31年4月29日に考えたこと

七十二候という季節の区切り。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

もしブログを毎日書かないなら、他にどんなペースがあるのか考えてみたんです。

分かりやすいところでは毎週とか、毎月とか。でも、それだと一気に回数が減っちゃう。
あとは5日、10日、15日みたいな日付で区切るパターン。こっちの方がペースを自由に調整できるし、分かりやすい。
他にも、月曜日と木曜日みたいな曜日で決めるパターンもある。

そんな中で、七十二候と呼ばれる季節の区切りがあることを知りました。
およそ5日ごとの区切りで、たとえば今日4月29日は「霜止出苗」と書いて「しもやみてなえいずる」という日。
そして明日からの5日間は、「牡丹華」で「ぼたんはなさく」と呼ぶ。どれもその時々の気候を表しているのです。

なんとも美しい区切り。
ただ数字がカウントアップされていく日付と違って、こんな意味や情景を持った単位でブログを書くことは、それ自体が楽しみになりそうだと思いました。

最近は元号をやめて、すべて西暦にするべきだとか、そういう声も多いみたい。
僕も書類を書くときなんかは、元号が入ってくるとよく分からなくなったりして、たしかに煩わしさも感じます。

一方で、使い所によっては、昭和の時代とか、平成の時代みたいに、元号があるからこそ輪郭が見えることもある。
なんでもかんでも効率や実用性に寄せてしまうと、つまらない世の中になるんじゃないかと、そんなことを思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ