令和元年5月22日に考えたこと

家具を置くために家を増やそうか

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

近所の古道具屋さんが移転をするみたい。
店の外には大きな額や棚が置かれていて、「ご自由にお持ち帰りください」の札が貼ってありました。

もう自宅は物で溢れているのですが、まだ使える物が廃棄されるのは忍びない。それでどちらも持って帰ることにしたんです。
家具を置くために家を増やそうか。なんだか本末転倒な気もするけれど。

人と話をしていると、そんな僕とはまったく逆の人もいることに気づくのです。
思いつきで家具を持って帰るなんてとんでもなく、いま家にある物でも使わなくなった物はどんどん捨てていくという人。

服でも、家具でも、子どもが書いた絵でも、どんどん手放してく。
僕とはまったく逆ですが、別にそういう人がいるということは分かるのです。きっと物や生活空間に対する価値観が違うんですよね。

たとえば食事に関しては、僕は随分と無頓着です。一方で毎回の食事をきちんと選んで、楽しんでる人もいる。
そういう人からすれば、なんで食べる物にこだわらないのかと、不思議に見ていると思うんですよね。

自分とはまったく違う価値観の人でもそうやって別のジャンルを通じて考えると理解できる。そしてそういう人の話を聞くのはおもしろいのです。

さて額は持って来られたけれど、棚はこれから車で取りに行こうと思います。
その間に誰かに持って帰られてたら、それはそれで良い人に引き取られたのでよかったのです。

ウチヤマ ケンイチ